ABOUT

TOKIUSの名前は、
創業者の人格形成に
大きな影響を与えた
8人のイニシャルから
取ったものであり、
また日本語の「時」と
英語の「US」を掛け合わせ、
「私たちの限られた時間」
という意味を込めています。

誰にでも人生には終わりがある。
だから今を生きる有難さを実感します。
この限られた時間で、地球を元気に、
全ての生物を元気にする為に、
私達は集まりました。


ロゴマークは、
八咫烏をモチーフにしています。
八咫烏は神武天皇を導いた神話上の鳥で、
太陽の化身とも言われています。
目的や目標を持っている人の思いを導くという思いを込めています。

地球は46億年前に宇宙を漂っていたガスから発生し、今の所生物が存在する唯一の星です。山や海、森林、川、土壌があり、植物によって酸素が作り出され、動物の食物連鎖の後には、微生物が植物に養分を還元しています。
この奇跡の星は、多様な生物と大気、水、土壌などが相互に繋がった生態系という循環で成り立っています。

しかしこのままだと、私達人間のエゴにより、生物が存在できない星になってしまうかもしれません。地球を我が物とする人間は、文明発展という自分達にだけ都合の良いシステムを作り上げ、結果、温暖化による気候変動を引き起こし、生態系の循環を崩壊させています。
温暖化を否定する意見もありますが、国連の気候変動に関する政府間組織であるIPCCが2021年の第6次報告書で、「温暖化の原因は人間活動である」と断定しています。

海は海洋プラスチックで溢れ、森は酸性雨で枯れ、川や湖は生活排水で汚れ、土は酸性化し、街はコンクリートジャングルとゴミの山。何と悲しい現状なのでしょう。

2015年にパリ協定は、産業革命前に比べ、世界の平均気温の上昇を1.5℃以下にする目標を掲げました。その為には、2030年までにCo²排出量を2010年の半分、2050年までに実質的にゼロ(=カーボンニュートラル)にしなければなりません。この目標に向けて、政府、学者、経済界、環境保護活動家、そして私達も努力をしなければ、将来の世代に今の地球を残せなくなるのです。

気温上昇が1.5℃と2℃とでは大きな違いがあります。IPCCによると、10年に1回の猛暑が、1.5℃だと10年に4.1回、2℃で5.6回に増大する。仮に4℃上昇するとほぼ毎年になると言われています。

特に海での1.5℃か2℃の違いは死活問題です。ペンシルベニア州立大の気候学者マイケル・マン氏は「1.5℃に抑えられれば、グリーンランドと南極の氷床の崩壊を食い止められる可能性がかなりある」と述べています。この場合、今世紀末までの海面上昇を数フィートに抑えられます。それでも海岸線は後退し、小さな島国や沿岸部は水没しかねません。しかし2℃を超えれば、氷床が崩壊し、海面上昇は最大10mになると言います。

温暖化が進むにつれ、地球は後戻りできない臨界点に近づいています。残念ながら私達は既にこの異常な状況の中にいるのです。